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ICLで白内障になる可能性はある?手術を受けることはできるのか

ICL (眼内コンタクトレンズ)について
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ICL手術 ICL手術
ICLの手術を受けたことが原因で白内障になることはほとんどありません。またICLを挿入している方が将来的に白内障になった場合も、問題なく手術を受けることが可能です。

本記事では、ICLを検討中の方向けに、ICL手術の特徴と白内障の基礎知識、ICLの手術を受けられた方が将来的に白内障になった場合の対処方法などを解説します。

ICL手術の特徴

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、眼の中に直接挿入して近視や乱視を矯正する、ソフトコンタクトレンズに似た素材のレンズです。点眼麻酔後に角膜を3mm程度切開し、ICLを挿入します。角膜を削って形を変えるレーシックと違い取り出しが可能なので、元に戻せる柔軟性があります。

価格はレーシックより割高ですが適応範囲が広く、近視が強い方や角膜が薄い方でも手術が可能です。 見え方の質も高く、クリアで鮮やかな視界が手に入ります。 当院のICL手術については下記をご覧ください。

ICL(アイシーエル・眼内コンタクトレンズ)手術

ICLの手術が白内障の原因になる可能性はある?

ICLの手術が白内障の原因になることはほとんどありませんが、眼内手術の性質上、水晶体へ影響を与える可能性は残ります。

白内障のほとんどの原因は加齢

白内障の原因のほとんどは加齢です。ICL手術を受けているかどうかにかかわらず、年齢を重ねることによって水晶体が白く濁ることは起こり得ます。ICL術後に白内障が見つかった場合でも、加齢によるものと考えられるケースが多いといえます。

ICLが原因になるケースは1.5%程度

ICLは水晶体の近くにレンズを挿入する手術のため、水晶体に影響が及ぶ可能性はゼロではありません。しかしICLに起因する白内障が起こるケースは1.5%程度とごくわずかです。

また現在のICLは改良が重ねられており、2010年には厚生労働省に有効性と安全性のある「有水晶体後房レンズ」として認可されています。2014年にはホールICL(穴あきICL)が開発され、房水循環(眼中の水の流れ)が改善されたことで、過去のモデルより白内障のリスクが極めて低くなっています。

白内障の見え方と主な治療法

白内障は眼の中にある水晶体という透明な組織が白く濁る疾患です。見え方の特徴と主な治療法を解説します。

水晶体が濁りものがくっきりと見えない

白内障の見え方は、通常時よりモノがくっきりと見えないことが特徴です。視界がぼやける、かすんだように感じる、以前よりも暗く見える気がするなど、モノを見る機能が落ちているような感覚です。

ただし白内障はゆっくり進行することが多く、生活に大きな支障がなければ、点眼薬を用いながら経過観察となるケースも少なくありません。

点眼薬と手術が主な治療法

白内障の主な治療法には、点眼薬と手術があります。点眼薬は、白内障の初期段階で適応となる治療法です。症状が軽く、生活に支障がない段階では、点眼薬で治療することで白内障の進行を止められます。

一方で、すでに白内障が進行しており、自覚症状がでている場合は手術による治療が適切です。濁ってしまった水晶体を取り除き、人工のレンズに入れ替えることで白内障を治療します。

ICLの術後に白内障になった場合の対処方法は?

ICLを挿入したあとに白内障になった場合でも、白内障の手術は問題なく受けられます。通常の白内障手術とは少し異なり、まずはICLを取り外し、その後に白く濁った水晶体を除去、水晶体の代わりとなるレンズの挿入と進めるのが基本的な流れです。

ICLの取外し

ICLの手術を受けられた方に白内障手術を行う場合は、眼内に挿入されているレンズを取り外します。ICLは虹彩と水晶体の間に配置されており、そのままでは白内障の治療を進められないためです。

白内障手術では水晶体を取り除く必要があるため、まずはICLを摘出し、眼内の状態を整えてから次の処置へ進みます。

水晶体の除去

ICLを取り外したあとは、白く濁った水晶体を除去します。白内障手術では、濁った水晶体を超音波で砕き、それを吸い出すことで水晶体を取り除いていきます。

白内障による見えにくさを改善するためには、濁った水晶体の除去が必要です。

眼内レンズの挿入

水晶体を除去したあとは、その代わりとなる眼内レンズを挿入します。眼内レンズには単焦点レンズ、多焦点レンズなど複数の種類があり、見え方の希望や目の状態に応じて選択されます。

ICLの術後に白内障になった場合の対処方法は?

見え方に違和感がある場合は、早めに眼科を受診することが大切です。白内障かどうかは自分では判断しにくく、ほかの目の病気が隠れている可能性もあるためです。視界のかすみや視力の低下など、気になる症状があるときは受診を検討しましょう。

すでに白内障の場合、ICLの手術は可能?

すでに白内障を発症している場合は、ICLの手術は有効ではありません。ICLは自分の水晶体を残したまま、その機能を生かして視力の改善を目指します。白内障が起きている場合は水晶体自体の改善が必要となります。

見えにくさの原因が水晶体の濁りにある以上、まずはその原因に対応する治療を行うことが基本です。

まとめ

ICLの手術を受けたことによって白内障が起こるケースはごくわずかであり、ほとんどは加齢によって起こります。ICL手術後に白内障が生じた場合は、レンズを取り外すことで白内障手術を受けることが可能です。

また、ICLを検討しているものの、ご自身の年齢や目の状態が気になる場合は、一度検診を受けて、ICLを有効に活用できる期間について相談してみるとよいでしょう。白内障は加齢によって起こることが多いため、まずはクリニックで目の状態を確認してもらいましょう。
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