カラーコンタクトレンズやサークルレンズの装用は、術後3か月後から可能です。

カラーコンタクトレンズは
・酸素透過率が低い
・着色部位次第では角膜や結膜を擦る可能性がある
といった目の安全を損なう可能性もあるため、正しい装用方法を守って使用するようにしましょう。

カラコンを装用する前には医師の診断を受けましょう

カラコンはおしゃれ目的で使われることが多いものの、目に直接装着する医療機器でもあります。自己判断での使用はトラブルの原因になることがあります。

特にICL手術を受けた方の場合は、使用前に術後の経過や目の状態の確認が必要です。安全のため、
術後3ヶ月は装用を控えるように案内されるケースもあります。

カラコンを安全に使用するためには、医師の指示に従って装用を開始することが重要です。

カラコンを装用する際の注意点

ICL手術後にカラコンを使用する場合は、正しい使用方法を守ることが大切です。基本的な注意点は、装用時間を守ること、目の健康状態の定期的なチェックの2点です。

装用時間を超えて使用しない

カラコンを使用する際は、レンズごとに定められている装用時間を守りましょう。一般的には1日あたり8時間程度が目安とされています。
コンタクトレンズを装着すると、角膜に届く酸素量が減少します。装用時間が長くなるほど酸素不足が起こりやすくなり、角膜の炎症やドライアイの悪化などにつながります。
製品の取り扱い説明書に記載されている装用時間を守り、長時間の連続使用は控えるようにしましょう。

定期的に目の健康状態を確認する

カラコンを安全に使用するためには、定期的に眼科で目の状態を確認することも大切です。コンタクトレンズによるトラブルは、初期の段階では自覚症状が少ない場合もあり、知らないうちに角膜に負担がかかっていることがあります。
そのため、カラコンを使用している場合は3〜6か月に1回程度を目安に眼科で検診を受けましょう。目の健康状態を定期的に確認することは、トラブルの早期発見だけでなく、ICL手術によって得られた視力の長期維持にもつながります。

安全なカラコンの選び方

カラコンを安全に使用するためには、見た目のデザインだけでなく、目にかかる負担を考慮することも重要です。安全性の観点から確認しておきたいポイントを紹介します。

酸素透過率をチェックする

カラコンを使用する際のリスクの一つに、角膜への酸素の供給不足があります。角膜は血管を持たない組織のため、涙を通して空気中の酸素を取り込んでいます。コンタクトレンズを装着すると角膜に届く酸素量が減少するため、酸素透過率が高い製品を選ぶことが目への負担を軽減するポイントになります。
また、カラコンの着色加工が施されている部分は、酸素透過率が低くなっていることも覚えておきましょう。

着色部の大きさを確認する

カラコンは、レンズの一部に施されている着色によって瞳の色や印象を変えることができます。ただし着色部分は透明な部分に比べて酸素の透過率が低くなる傾向があります。
つまり、着色部分が大きいレンズほど、酸素が通りにくい部分の面積も大きくなるということです。目にかかる負担軽減には、着色範囲が広いレンズを選ばないことが有効です。
おしゃれと目の安全のバランスを取ることが理想です。

目の形に合ったカーブのレンズを選ぶ

コンタクトレンズには「ベースカーブ」と呼ばれるカーブの形状があり、このカーブが目の形に合っていることが重要です。目のカーブとレンズのカーブが合っていない場合、装用時に違和感が出たり、レンズがずれやすくなったりすることがあります。
また、レンズが適切にフィットしていないと涙の循環が妨げられ、角膜への酸素供給が通常よりも不足するおそれがあります。眼科で診断を受けて、自分の目の形に合ったレンズを処方してもらうことをおすすめします。

まとめ

ICL手術後でもカラコンを使用することは可能ですが、目の安全を守るためには正しい知識を持って使用することが大切です。まずは眼科で診断を受け、カラコンを装用しても問題ないかを確認してもらいましょう。
また、装用時間を守ることや、定期的に眼科検診を受けることも、ICL手術後の目を長持ちさせる重要なポイントです。
基本的なルールを守り、目への負担を抑えながらカラコンを楽しみましょう。

監修医師紹介

新宿近視クリニックの院長、北村瑞です。
私は学生時代から眼科医を志し、特に屈折矯正に興味を持ってきました。自身が近視で不便な思いをした経験から、視力が生活に不可欠なものであることを実感したからです。

屈折矯正の先進国であるアメリカの南カリフォルニア大学(USC)に3年間留学し、最先端の知識と技術を習得しました。患者様に安全かつ最良の結果を提供できるよう、日々学び続けています。

手術は、眼鏡やコンタクトレンズを使えば視力が出る健康な眼に行うため、安全性を最優先に考えています。
一人ひとりの患者様に寄り添い、最適な治療を提案します。視力のお悩みは、どうぞお気軽にご相談ください。

経歴

  • 2001年

    北海道大学医学部卒業 北海道大学眼科学教室

  • 2003年

    手稲渓仁会病院

  • 2007年

    北海道大学大学院医学研究科卒業 医学博士取得

  • 2008年

    University of Southern California,Doheny Eye Institute留学

  • 2011年

    新宿近視クリニック入職

ICL・レーシック・近視治療・視力矯正をご検討中の皆様へ

新宿近視クリニックが提供している治療は、患者様の大切な目に関する治療となります。当然、ご不安も大きいと思いますが、目の健康に関するプロフェッショナルである眼科専門医が、最も適した治療をご提案させていただきますのでご安心ください。
また、無料で行っている適応検査では、どのようなご質問に対しても眼科専門医が的確にご回答をさせていただきますので、患者様ご自身にも正しい知識を持って頂き、少しでも安心して治療を行っていただくよう心がけております。
診察後、プロとして患者様のためにならないと判断した場合は、治療を望まれても勇気を持ってお断りさせていただきますのでご了承ください。
ICL(眼内コンタクトレンズ)などの治療をご検討されている際は、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。