レーシックを受けたあとにカラコンは使える?
レーシックを受けた後のカラコンの装用は、目の状態が安定し、医師の許可が出た場合に可能となります。なお手術直後は目が安定していないため、すぐに使い始めることはできません。
術後3ヶ月が再開時期の目安となりますが、医師による診察を必ず受けるようにしましょう。
またレーシック後は角膜の形状が変わっているため、以前に使っていたカラコンが合わなくなっている可能性があります。
レーシックとよく比較される手術のひとつにICLがありますが、こちらは角膜を削らないため、以前に使っていたカラコン(度の入っていないもの)を引き続き使える可能性があります。
ICL手術後、カラーコンタクトレンズ(カラコン)を装用できますか?
レーシックの基礎知識
レーシックは、角膜の形状を調整することで視力回復を目指す手術です。なぜ角膜の形状を調整することで視力が回復するのか、またレーシックの特徴をご紹介します。
角膜を削り光の屈折率を調整する
レーシックでは、眼の角膜にレーザーを照射することで、角膜を削って形状を調整します。人間の目は、目に入った光が「網膜」と呼ばれるところに収束することでピントが合う仕組みになっており、角膜の形状を調整することで、光の曲がり方をコントロールしてピントが合う状態を目指します。
メガネやコンタクトレンズも同様で、レンズによって目に入る光の曲がり方を調整して、網膜でピントが合うようにしているのです。レーシックは、それと同じような役割を、角膜の形を変えることで実現する手術です。
手術の翌日には視力が回復する
レーシックは、視力回復までの時間が比較的短いことも特徴です。手術時間は両眼で約10分程度とされており、翌日には98%以上の方が1.0以上の視力に回復するといわれています。
レーシック手術後の過ごし方
レーシック手術の直後は、見え方が回復していても角膜はデリケートな状態です。目をこすらないことや、洗顔・入浴・運動・アイメイクなどの再開時期に注意することが大切です。
特に、手術当日は洗顔や洗髪を控え、術後1週間は目に水やほこりが入らないよう気をつける必要があります。スポーツやサウナ、温泉、水泳なども、内容に応じて一定期間は控える必要があります。
詳しくは、下記の記事にある「術後の注意事項」からご確認いただけます。
レーシック後のアフターケア
レーシック後にカラコンを使う際の注意点
レーシック後にカラコンを使うときは、再開時期のほか、術後の目にフィットするかの確認も必要です。
医師の許可を得てから使い始める
レーシック後のカラコンは、必ず医師の許可が出てから使い始めましょう。手術直後は角膜の状態が安定しておらず、この時期に装用すると、ドライアイの症状が重くなる、角膜に傷がつくなどの負担がかかるおそれがあります。
診察を受けて目の状態を確認してから再開するようにしましょう。
安全性が担保された製品を使用する
カラコンは見た目だけで選ばず、安全性が確認された製品を選ぶことが大切です。品質がはっきりしない製品を使うと、目のトラブルにつながるおそれがあります。
個人輸入品、また販売元・製品情報が不明確なものは避けたほうがよいでしょう。
ベースカーブを確認する
ベースカーブとは、コンタクトレンズの裏側、目と接する面のカーブの曲がり具合のことです。レーシック後は角膜の形が変わるため、術前に使っていたカラコンが合わなくなることがあります。
ベースカーブの合っていないレンズの装用は、ずれやすい・異物感があるなどの不快感につながります。度なしのカラコンであっても、そのまま使い続けてよいとは限りません。
レーシック後は、眼科でフィット感を確認しながら、自分の目に合うものを選ぶことが大切です。
目にかかる負担が少ないカラコンを選ぶには?
レーシック後のカラコンの装用は、通常の状態よりもさらに安全に気を配る必要があります。安全なカラコンを選ぶ方法をご紹介します。
眼科から処方してもらう
目にかかる負担をできるだけ抑えたい場合は、眼科で検査を受けたうえで、自分の目に合うカラコンを選ぶのが無難です。眼科では視力だけでなく、目の状態や涙の具合、ベースカーブなども確認できるため、合わないレンズを選ぶリスクを減らしやすくなります。
高度管理医療機器承認番号を確認する
カラコンは雑貨ではなく高度管理医療機器に分類されており、不具合が起きた場合のリスクが比較的高い製品と考えられています。そのため、付けまつ毛などのようにファッション感覚で気軽に扱うと目のトラブルにつながるおそれがあります。
通販で購入する場合は「高度管理医療機器承認番号」の有無を確認し、番号の確認できないものは、たとえ見た目が気に入っても購入を控えましょう。
まとめ
レーシック後でも、目の状態が安定し、医師の許可が出た場合はカラコンを使用できます。ただし、再開時期を守ることや自分の目に合った製品選びが大切です。見た目だけではなく、目の安全にも注意しながら使用を検討しましょう。
また、視力回復治療を考える際は、ICLも有効な選択肢となります。術後の生活や見た目など、条件によって最適な方法は異なります。まずは適応検査やカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。