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花粉症・アレルギー体質でもICLは受けられる?手術への影響と術後の注意点

ICL (眼内コンタクトレンズ)について
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花粉症などの目に症状がでるアレルギーがあると「自分はICLやレーシックを受けられないのではないか」と心配になるかと思います。

本記事では、目に症状が現れるアレルギーをお持ちの方でもICLを受けられるのか、また手術への主な影響や症状を抑えるための工夫をご紹介します。

花粉症・アレルギー体質でもICLは受けられるのか

アレルギー症状により目が痒くなる、充血するなどの症状のある方でもICLを受けられるかどうかについてお答えします。

アレルギーがあっても手術そのものは可能

目のかゆみや充血があっても、ICL手術を受けることは可能です。何らかのアレルギーがあること自体が手術を妨げる直接的な要因にはなりません。ただし、実際に手術ができるかどうかは目の状態によって決まるため、事前の適応検査で医師の診断を受けることが前提となります。

コンタクトレンズを常用している方は花粉症の煩わしさが軽減されることも

コンタクトレンズはレンズ表面に花粉などのアレルゲンが付着しやすく、目のかゆみや充血を悪化させる原因になりがちです。特に花粉症の時期には、コンタクトレンズによる目の乾燥と相まって、不快感が強まることもあります。

ICLの手術を受けるとコンタクトレンズの装着が不要になるため、症状が軽減されることがあります。

アレルギー性結膜炎はICLにどう影響するか

アレルギー性結膜炎の症状があると、ICLの術後の回復に影響がでることが考えられます。

アレルギー症状があると術後の回復が遅れることがある

目の充血や炎症といったアレルギー症状が出やすい方は、術後の回復が遅れるおそれがあります。手術後の目は炎症が起こりやすい状態にあり、そこにアレルギーによる炎症が重なると、症状が落ち着くまでに時間がかかりやすくなるためです。

炎症のある状態では合併症のリスクが高まりうる

また、アレルギー症状による目のかゆみは、目をこする行為を誘発します。術後に目をこすると、炎症や感染症などの合併症を引き起こしやすくなるため、事前の対策が必要です。術後のリスクを減らすには、アレルギー性結膜炎の症状を手術前にできるだけ改善させておくことが望ましいといえます。

ICL手術後は炎症を抑えるための点眼薬が処方されます

ICL手術の後は、炎症を抑えるための点眼薬が処方されます。点眼薬にはステロイドが含まれ、花粉症による目のかゆみや充血を抑える効果も期待できるため、処方された点眼薬をきちんと使っていれば、普段よりも花粉症の症状が抑えられるケースもあります。

なお、市販の目薬や花粉症用の薬を併せて使いたい場合は、必ず事前に医師へ相談してください。組み合わせによっては避けたほうがよいものもあるためです。

目をこする癖がある方は術後の経過に特に注意しましょう

目をこする癖がある方は、その習慣がICL術後の回復に影響を及ぼすおそれがあります。主なリスクと目をこすらないための対策、かゆみへの対処法をご説明します。

術後に目をこすることによるリスク

ICL手術では、目の中に挿入したレンズが安定するまでに一定の期間がかかります。この間に目を強くこすると、レンズの位置がずれてしまうおそれがあります。

また手術でできた小さな切開部への刺激や感染のリスクもあります。こうした理由から、術後しばらくは目をこすらないことが大切です。

目をこすらないための対策

目をこすらないようにする方法として有効なのは、在宅中や就寝時に保護メガネを着用することです。また、処方された点眼薬を使ってかゆみそのものを抑えたり、清潔な冷たいタオルなどで目元を冷やすなどの方法もあります。

物理的にガードをするのが最も効果的ですが、状況に応じて適切な方法を選択していくことになります。

充血やかゆみなどへの対処法

手術後は炎症の影響で、1〜2週間程度は目の充血が起こることがあります。処方された点眼薬を使いながら安静に過ごすことが基本的な対策で、時間の経過とともに少しずつ落ち着いていきます。ただしかゆみを我慢できないなど、日常生活に支障が出る場合は無理せず受診してください。

花粉症・アレルギー体質の人がICLを受けるタイミング

花粉症・アレルギー体質の方にとっては、ICLを「いつ受けるか」も大切なポイントです。適した時期と、スケジュールの考え方をご説明します。

花粉症シーズンは基本的に避けたほうが良い

術後に使うステロイド点眼薬にはかゆみを抑える効果があるため、花粉症のシーズン中に手術を受けること自体は可能です。

しかし症状が出やすい時期は目をこすってしまうリスクも高まるため、基本的には花粉症のシーズンを避けたほうが安心です。また、アレルギー症状が重い方の場合は、手術よりもまずアレルギーの治療が優先されることもあります。

シーズンを避けるならいつまでに動くべき?

基本的には花粉症のシーズンが過ぎたタイミングがおすすめです。待つのが難しい場合は、術後の回復にかかる期間を見込んで、シーズンが始まる1か月前までには手術を済ませるとよいでしょう。

レンズを発注するなど、適応検査後すぐに手術を受けられるわけではないため早めに動き始めることが大切です。

花粉症・アレルギー体質にはICLとレーシックのどちらが向いている?

花粉症・アレルギー体質の方であっても、ICLとレーシックの手術はいずれも受けられます。

しかし「目の乾きやすさ」という観点から見た場合には、ICLのほうがよりよい選択肢になると考えられます。レーシックは手術後にドライアイの症状が出ることがあり、一方のICLは角膜を削らず、レーシックよりも角膜への負担が少ないためです。

目の乾きやすさは花粉症の症状を重くする要因のため、ドライアイになりにくい選択肢をとるほうが症状の軽減につながりやすいといえます。

また、コンタクトレンズの不快感を減らすのが目的であれば、つらい時期だけメガネを使うのが手軽な方法になります。裸眼の状態よりも花粉が目に付着しにくくなる効果もあります。

どの方法が向いているかは目の状態やライフスタイルによって変わるため、適応検査を受けたうえで医師と相談して決めることをおすすめします。

まとめ

花粉症やアレルギー体質のある方でも、ICLの手術を受けることは可能です。ただし術後の回復に影響が出ないよう、かゆみの強い時期を避ける、保護メガネをするなどの工夫が必要です。

ICLの適応は目の状態によって決まりますので、まずは適応検査を受けてみてはいかがでしょうか。


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